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チラ裏というもの(小話3)
あれ、ひょっとして王者変わりましたか?
…というわけで、ランカー服ロン毛。
リアルチラ裏。

魅惑のファンタジスタ?

誰 だ YO !!

自分はうちの子2人とデフォカップルしか普段描かないので
他のキャラクターはちょうぐだぐだです。
まだイメージがつかめていないんだな、きっと。


続きから、相当久しぶりに小話。
デフォ×デフォ子前提のこはね*と*りおんの話第3話。
相変わらずだらだらと長いです。
うちのデフォカップルはちょっぴり特殊なのと、
世界観に独自設定を大量に含むので苦手な方はスルー水槽です。

………!?(スルー推奨って書きたかったんです!)
 
ちなみに
第1話 → こちら
第2話 → こちら



いつか叶う
願い続けていれば

いつか会える
『運命のひと』に


こはね*2ndシングル『あなたの恋人昇格チャレンジ』より。

* * *


「お疲れさまでしたー」

1日の撮影が終わり、TV局スタッフに笑顔で挨拶をしながら
アイドル『こはね*』は楽屋を立ち去った。

クイズ番組の収録が今日の最後の仕事。

これが終われば普段の小羽…藤沢小羽(ふじさわこはね)に戻れる。


「今日もお仕事大変でした…ゆっくり休みましょう」

夜更かしして肌の調子を崩したとなれば
マネージャーやメイクさんに何を言われるか分からないから。

TV局入口前でタクシーを捕まえて家に帰ろうとしたところ
後ろから誰かに声をかけられた。


「お疲れ。お前も今帰りか」


振り替えると特徴あるソフトモヒカンな髪形と低い声。
サングラスをしていても容易に分かる。


「あ、璃音さん!おはようございます!」


こちらから挨拶すると
相手も苦笑いしつつ「おはよう」と返してくる。
例え夜中でも今日はじめてあうひとには「おはようございます」の挨拶。

最初は抵抗あったけど…もう慣れた。


「璃音さんも今、上がりですか?」
「ああ。これから飯でも食って帰るところだ。お前も一緒に行くか?」


普段は一流のエンターテイナー『*りおん』として
得意のギターを披露する璃音さん。

本名は『遠山璃音(とおやまりおん)』

彼とは所属する事務所が同じで趣味があうので
プライベートでも何かと交流がある。


「嬉しいのですけど…私寝る4時間前は何も食べちゃいけないんです」


アイドルには食事制限というものがある。
さまざまなメディアを通して容姿を売る身として、太るのは厳禁だからだ。


「そうだったな、すまん」

「あ・でも飲み物だけでしたら!
 今日のクイズの話とかしたいし…ご一緒したいです」


同じクイズ番組に出演することがある私たちは
その日の問題の情報交換をしたり、答え合わせをしたりすることが多い。

正直…今のクイズ出演が本当に楽しいから
同じ話題について語れるひとが身近にいて嬉しい。

璃音さんも、少なからずそう思ってくれていたら、良いのですけど。


「飲み物だけ…か。となると俺の店選びが変わってくるんだが」


「ラーメン食いたかったんだけどな」と愚痴を溢しつつ
璃音さんはお店を決めた様でタクシーを止める。
お店の名前だけを聞き、同じタクシーには乗らず
あとから来たタクシーで目的の場所に向かう。

一緒に行かないのは…万が一芸能記者にでも見つかって
週刊誌に載ったらいろいろと面倒だから。


疾しいことは何一つないですし
マネージャーもちっとも気にしていないのですが、念の為。



* * *


「この間お前に借りた漫画の問題が出たぞ。『鋼の錬金術師』だったか?」
「そうです!いいなぁ…どんな問題でした?」
「奪取で『ホムンクルスの名前』を選ぶ問題。答えは『ラース』だった」

「今日は自然科学で『15mの道路に1m間隔で木を植えるとき、木は何本必要?』
 っていう問題がありましたよ」
「チャンス問題じゃないか。出来たか?」
「14本って答えてしまいました…」
「…バカだな」

「あとからちゃんとした答えに気付きました。もう…計算嫌いです」
「計算問題ほど答えがはっきりしているものはないだろう。
 そういうところが、俺は好きだがな」


璃音さんとは本当に普段からこういう話しかしない。
楽しいから良いけど…周りから見たら変な人たちにしか見えないだろうな。



「そうだ、お前新曲出したんだな。今日初めて聞いた」

「はい!その…どうでした……?」

やはり歌手志望の身として音楽の感想は知りたい。
相手が専門家なら尚更。

「どうでした…って…(お前のバカな歌の感想をこのおれに求めるのか!!??)」


いつか叶う
願い続けていれば

いつか会える
『運命のひと』に


「…お前って『運命のひと』ってフレーズ好きだよな。
 前の歌にもそんなのなかったか?」

「それはですね…私の友達の話にちょっと影響を受けてるからです」


そう説明すると璃音さんは一瞬驚いた表情で一言。


「お前…友達居たんだ
「失礼な!」



* * *


『運命のひと』というのは
私の友達が10年以上長い時間を経て
当時好きだったひとと再会したという話がもとになっている。

住んでいる場所もお互いの状況も何も知らず
それでもただ「会いたい」と願い続け
たまたま同じ大学に入学していて、無事再会を果たした友達の話。

今では誰もが認めるラブラブなカップルだ。


最近仕事ばっかりで学校行ってないなぁ…。
ゆかなちゃん。元気かな…?


「おれの高校んときの後輩にも『ヒロヤ』っていう
 そんなこと言ってる奴が居てな…ずっと初恋の相手を探してるって言ってた」

「意外と多いんですね……って…………えぇ?」


話のなかにスルー出来ない単語が出てきたので思わず聞き返した。


「…その後輩さん、『ヒロヤさん』って云うんですか?」

「?…あぁ。バカだろ。…でも真っすぐで…憎めない奴だった」



「…私の友達の……彼氏さんの名前です…」



「はぁ!!??」と今度は璃音さんが驚いた。

あ・こんなふうに驚いた顔はじめてみたかも…。
普段クイズで爆破されても涼しげだからなぁ。


「ひょっとしてお前の友達って…ひらがなで『ゆかな』って名前か?」

「……そうです」


どうしよう。

緊張が止まらない。



「…ちょ、マジか!すげぇ!!」と思わず大声をだす璃音さん。
周りの視線を感じて黙る。

私も今…相当びっくりしているところです。


初恋の相手と運命的な再会をした友達の彼氏さんのお知り合いは
私と同じ事務所のエンターテイナー。

…なんかややこしいけど、そういう事、らしい。


「…あるんですね、そんなこと」
「ああ…驚いた」

璃音さんがグラスに残っていたお酒を一気に飲むと
やっと落ち着いたのか、私のほうを向く。


「…元気か?2人は」

「最近両方とも連絡を取っていないので正直分かりませんが…
 交際が順調なのは確かですよ」


この間「同棲始めたんだー」ってメールが来ていたから。
本当に仲良いんだな…羨ましい。


「…そうか」


璃音さんはそう言うと昔を懐かしむように目を細めた。

私たちクイズのことはよく話すけど…お互いのことは全然知らないな。
璃音さんが自分のことを全然話たがらないひとなのは確か。

どうして音楽以外にもスポーツやいろんな分野に長けているのかとか
事務所に所属する前は何をしていたのかとか
気になることはたくさんあるのだけれど。


それを言ったら私だって伝えてないことが山程あるから。

出来れば秘密にしたいことも。



「良いなぁ…私も会えると良いな『運命のひと』に」
「運命…ねぇ。お前地球上に何人の人間がいるか知ってるのか?」
「…?60億人くらい?」

「まぁ、そんな感じだ。
 しかし、その中で一生のうちに出会えるのってどれくらいの人数だと思う?」

「……計算きらいです」

「クイズになるかもしれないだろうが。

 仮に頑張って毎日1時間に1人ずつ出会ったとしよう。
 1日で24人、1年を365日として…8,760人
 人間の寿命を80年として、一生に出会えるのは700,800人だ。
 実際閏年があるからもう少し多いだろうが、到底60億人には及ばない」


璃音さんはさらに「1分間に1人にしたって…」とか楽しそうに計算してるけど
私には理解が追い付かないし、つまらない。


「でも、そんなに新しいひとに出会うなんて無理ですよ…。
 同じひととの付き合いだってあるんですから」

「そうだ、つまり―」


1時間に1人ずつ、違うひとに会い続けたとして
一生のうちに出会いきれない人間がいる。


そのなかで、自分達は今食事をしながら、1時間以上も話している。


それがもう『運命』に近いものだとは思わないか?



……と。



確かに…そう言われてみれば、そうなのかもしれません。
そんなふうに考えたことがありませんでした。


成程…とは思うけどこれは、やはり…。


「…璃音さん」
「なんだ」



「完璧に酔ってますよね」



「あぁ?そんなことは…ない、ぞ〜?」




完全におかしい。


…これは大変。

こんな姿、*りおんさんのファンの女の子たちには見せられません。


「…帰りましょう!私、タクシー呼びますから」
「…まだ大丈夫だってーの。お前も飲めよ〜…おれの酒が飲めねぇのかぁ?」


「未成年ですから!」



このあとこの困った酔っ払いさんを家に送り届けるのに
とても苦労したのは秘密です。




* * *

やはりこの2人だと不完全燃焼ギャグ。

実は*りおんのサブカ作った頃から考えていたお話です。なかなか、古い。
だから*りおんが『一流のエンターテイナー』なんですね。
(現在は『日本有数の科学者』エンタメの肩書きも『日本有数』)

相変わらず問題だけはノンフィクションです(14本も…;)

TV局のしきたりなんて想像の範疇を超えませんが。
いつでも「おはようございます」は1日3交代制(早・遅・深夜)の
自分の職場でもそうだし。

何より「1日1時間」の計算があってなかったら泣きますって。
まぁ、1時間とっかえひっかえ寝ずにどうやって会うのかとか、考えてはいけない。

*りおんはあまり酒強くないみたいです。でも飲む、的な。


こはねとりおんの内面とか、過去のようなものも、今後書いていけたらいいな。
いや、それより話題に上がっている2人のほうか…?
「付き合っている」という妄想設定だけが先行しちゃってるからな、現在。


デフォとデフォ子に関しては好きすぎて…聖域というか
侵しちゃいけない領域なきがしてならないですよ。自分には。
  
| キャラ萌創作小話 | 09:16 | comments(0) | pookmark |
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